好きな人や彼氏に甘えることができれば、2人の距離はもっと近づきますよね。けれども、甘え方がわからない女性も少なくありません。
甘え方が分からない女性の性格的特徴5選
甘え方がわからない女性は、そもそも甘えられない性格が原因となっていることが多いです。
そこで、甘え方がわからない女性の性格的特徴5つをご紹介します。
プライドが高い
プライドが高い女性は、何でも完璧にこなさなくては気が済まないため、人に弱みを見せるのが苦手。そのため、困ったことがあっても何とか自分の力だけで解決しようとします。
また、プライドの高い女性は周りを見下すところもあるので、自分より立場が低いと思っている人に何かを頼むことができません。
責任感が強い
困ったことがあっても自分1人で何とかしなければという気持が強く、人に頼るのが苦手。プライドの高い女性のように、人に弱みを見せるのが嫌というわけではなく、誰かに迷惑をかけたくないと思う気持ちが強いです。
自分が頼ることで周りに迷惑をかけるくらいなら、自分1人で何とか乗り切った方がいいと思います。
負けず嫌い
誰かに甘えることを「負けた」と思ってしまうため、人に甘えることが苦手。勝ち負けではないと頭ではわかっているものの、相手に頼ることで負けているような気持ちがわいてくるのです。
特に仕事面において男性にライバル意識の強い女性は、甘えることを恥ずかしいと思いがち。
世話好き
このタイプの女性は、基本的に甘えるよりも甘えられるほうが好き。実際普段の生活の中でも甘えられることが多かったこともあり、いざ甘えようと思った時にどうやって甘えたらいいのかわからない節もあります。
自分の気持ちを出すのが苦手
「お願い!」と素直に甘えることのできる女性に対し、このタイプの女性は態度で察してもらおうとする傾向があります。しかし、曖昧な態度になってしまうことが多く、相手に甘えるどころか何をしたいのかわからないと思われてしまうことも。
甘え方がわからない6つの理由・心理
上手な甘え方を身につけるためには、まずはなぜ甘え方がわからないのかを突き止めることが近道です。
ここでは、甘え方がわからない女性の6つの理由・心理をご紹介します。
長女として育ったため甘える習慣がない
特に多いのが長女として育ったケースです。幼い頃から弟や妹の世話をしていると、「自分がしっかりしないと」という気持になるもの。
また、「お姉ちゃんなんだから」と言われることも多く自分の気持ちを抑えることにも慣れてしまっているでしょう。
甘えるのはキャラじゃないと思っている
人に甘えることができる女性は、可愛らしく守ってあげたいイメージが強いため、自分がそのイメージに当てはまらないからと甘えるのを躊躇してしまいがち。中には、自分が甘えたら引かれてしまうとまで思うこともあるでしょう。
人に嫌われたくない
人に頼ることで相手に「面倒な人」と思われてしまうのではと思い、素直に甘えられません。そればかりか、甘えることで「何も努力していない人」「能力のない人」と嫌われないよう無意識に防衛本能が働いてしまうのです。
甘えるのは申し訳ないと思ってしまう
「甘えること=わがまま」というマイナスイメージがあるため、行動を起こすことができません。人に迷惑をかけることを悪と思う傾向も強く、感謝の気持ちよりも申し訳なさの方が勝ってしまいます。
このタイプの女性は、普段から甘え慣れていないこともあり、甘えとわがままの境界線がわからないことも。
甘えるのが恥ずかしい
特に日本人の場合もともとシャイな人が多く、素直に気持ちを表現するのが苦手。人前で甘えることに抵抗を感じる人も少なくありません。また、普段のキャラとのギャップを感じてしまい、恥ずかしいと思ってしまうことも。
甘えなくても自分でできてしまう
人に頼ることなく一人で解決できるので、甘える必要のない環境にしか身を置いたことがなく、どのように甘えればいいのかがわかりません。
また、自立心が強く、自分でできてしまうことを誇りに思っていることも多いので「人には頼りたくない」「頼る必要がない」と思うことも。
男性が喜ぶ甘え方5選
甘え上手な人は、男性が喜ぶツボを押さえている人が多いです。自然に甘えることができれば、男性にもかわいいと思ってもらえるはず。
ここでは、男性が喜ぶ甘え方5選をご紹介します。
スキンシップを取る
腕を組んだり、肩に寄りかかってみたり、女性からのスキンシップに男性は「可愛い」と思います。特に不意打ちのスキンシップは、彼をドキッとさせるでしょう。
スキンシップが恥ずかしい人は、彼の服の袖をつかむ方法もおすすめ。
上目遣いをする
女性からすると恥ずかしく感じるかもしれませんが、男性に対してはとっても効果的。男性目線から見ると、下から見上げる仕草はとても可愛く、甘えているように見えるでしょう。さらに、ハグしながらの上目遣いなら最強です。
男性よりも背の低い女性の場合、見上げるだけで上目遣いになるので不自然さもありません。
できないことを頼る
- 「これ開けてくれる?」
- 「届かないから取ってもらえる?」
- 「○○ってどういうことなの?」
そもそも男性は、女性に頼られると嬉しく思うもの。できないことをお願いしたり、知らないことを教えてもらったりすると、「自分を頼りにしてくれているんだな」と喜ぶでしょう。
たくさん褒める
人は褒められると誰でも嬉しく思うもの。特に男性は褒められると自尊心をくすぐられます。些細なことでも、「すごいね!」「さすがだね!」と褒められると、「彼女をもっと喜ばせたい」と相手に何かしてあげたいと思うはず。
甘え上手な人は、褒め上手です。
LINEスタンプで甘える
たとえば「大好き」「愛してる」のように言葉にすると恥ずかしくて言いにくいことでも、スタンプなら気軽に送れます。可愛いキャラのスタンプなら相手に送りやすいですし、彼氏もドキッとするはず。
ただし、あまりにも頻繁に使うと効果も薄くなるので要注意。
やってはいけないNGな甘え方4選
男性が喜ぶ甘え方をご紹介してきましたが、中には逆効果となる甘え方もあります。
ここでは、男性にやってはいけないNGな甘え方4つをご紹介します。
お金に関するものをねだる
いくら甘えるとはいっても、男性にお金に関するものをねだるのはNGです。
現金はもちろん論外ですが、ブランド品や高すぎるものなどをねだると、あまりいい印象を与えません。たとえ彼の方から「買ってあげる」と言われても、初めから高価なものをねだると男性もあまりいい気がしないもの。
欲しいものを聞かれても、少額なものにとどめておくのがベター。
自分本位なわがまま
自分本位で相手の状況を考えないわがままは、男性をガッカリさせてしまいます。
- 「寂しいから今すぐ会いにきて」
- 「何が何でも来週○○へ行きたい!」
など、相手に対して配慮のないお願いは、ただのわがままに捉えられてしまいがち。男性も振り回されていると思い、「この子とはずっと一緒にいられない」と思ってしまうでしょう。
甘えとわがままは似ているようで違います。
やたらと申し訳なさそうにする
普段人に甘え慣れていない人は、甘えることが相手の負担になると思いがちです。
甘えたことに対して「悪かった」という気持が先行してしまい、つい申し訳なさそうにしたり、「ごめんね」と謝ったりしてしまうことも。しかし、男性側からすると「頼りないのかな」と思ってしまいます。
甘え下手で申し訳ないという気持が先行してしまう人は、そもそも男性にわがままなお願いはしないはず。
何でもかんでも頼ってくる
何でもかんでも頼ってくるのも、甘え方としては好ましくありません。
自分でもできそうなことを頼んできたり、大して難しくないことまでして欲しいと甘えてきたり、何でもかんでも頼まれると男性も呆れてしまうもの。「便利屋じゃない・・・」と思ってしまうこともあるでしょう。
頼られるのが好きな男性でも、度が過ぎると「可愛い」を通り越してストレスを感じます。
上手な甘え方5つのコツ
甘え方がわからない女性は、甘え方のコツをつかむことが大切です。少しずつ自分の言動を変えて見れば、甘え上手な女性に近づくことができるでしょう。
ここでは、上手な甘え方の5つのコツをご紹介します。
自分の弱みを見せる
甘え上手になるために、相手に自分の弱みを見せることも大切です。
甘え方がわからない女性は、自分の弱みを隠そうとしがち。「傷つきたくない」「キャラじゃない」と強がって見せようとし、たとえ辛くても我慢をすることも少なくありません。
人に頼ることは、決して悪いことではありません。甘え上手になるためにも、もうすこし相手のことを信じ、自分の弱みを見せることからはじめましょう。
小さなお願いをする
甘え方がわからない女性は、小さなお願いをするのも効果的です。
- 「これ開けてもらっていい?」
- 「重いから持ってもらえる?」
- 「上の○○を取ってもらってもいい?」
普通に自分でできてしまうことでも、時には彼にお願いしてみるほうがベター。
甘えること自体ハードルが高いと感じていても、小さなお願いから始めることで徐々に頼ることができるようになっていきます。
悩みを相談する
上手に甘える方法として、悩みを相談するのもおすすめです。
甘え方がわからない女性は、悩みを相談すると「迷惑になるから」と何でも自分で解決しようとします。しかし、男性は頼りにされると嬉しいと感じるもの。仕事の悩みや友人関係の悩みなど、どんな内容でも彼氏に話すことで、甘えるきっかけになります。
深刻な悩みだけじゃなく、買い物中に「どっちがいいかな?」と聞くなど小さな相談でもOK。
素直に気持ちを伝える
甘え方がわからない女性は、素直に甘えたい気持ちを伝えるのもいいでしょう。
思っているだけでは、自分の気持ちはなかなか伝わりません。いつも甘えてくれない彼女に、彼氏はひょっとしたら不満を抱いているかも。けれども、「実は甘えたかったんだ」と素直に話してくれれば、彼氏も喜んでくれるはずです。
感謝の気持ちを伝える
甘え方がわからない女性は、何かをしてもらうと「迷惑をかけている」という気持になりがち。どうしても「ごめんね」と謝りたくなってしまいます。
しかし、男性からすると「ありがとう」と言われた方が嬉しく思うもの。「ごめんね」では感謝の気持ちは伝わらず、むしろ男性側もネガティブな感情になりやすいです。
感謝の気持ちを伝えられると、男性も「また頼って欲しい」と思います。
甘え方が分からない女性と相性のいい男性のタイプ2選
甘え方がわからない女性は、長女タイプの女性が多いです。弟や妹のお世話をしてきたため人に甘える機会が少なく、甘え方がわからないと感じる人が多いでしょう。
ここでは、甘え方がわからない女性と相性のいい男性のタイプをご紹介します。
甘え上手な末っ子タイプ男性
両親や兄姉の愛情をたっぷり受けて育ったことで、甘えること自体に慣れています。それゆえ、大人になっても甘えさせてくれる女性を選ぶ傾向があり、長女タイプの女性とは相性がピッタリです。
また、長女タイプの女性は叱るところは叱ることができるので、末っ子タイプの男性を甘やかすだけの存在にはなりません。
長女の気持ちも分かる一人っ子男性
幼い頃から両親の愛情を一心に受けて育ったこともあり、末っ子の甘え上手な気質があります。けれども、一人で過ごすことが多かったこともあり、自分の時間も大切にします。
四六時中彼と一緒にいたい「甘えたがり」の女性は、一人っ子タイプの男性は少々ウンザリしてしまうことも。
良い関係を保つためにも時には素直に甘えることが大切!
甘え方がわからない女性は、育ってきた環境以外にも「人に嫌われたくない」「甘えるのが恥ずかしい」などと思ってしまい、甘えることが下手になっている可能性があります。
また、実際に誰かに頼らなくても、自分でできてしまうこともあるでしょう。
しかし、時には甘えることも大切です。
甘え方がわからない時は、まずは小さなお願いからはじめるのがおすすめ。慣れてくれば、徐々に甘え方のコツをつかんでくるはずです。
男性にとっても、甘えられることは嬉しいことです。