女子校出身と聞くと、「お嬢様っぽい」「人間関係が難しそう」というイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。
思春期を女性だらけの環境で過ごした女子校出身者には、共学出身者とは違った特徴があります。
けれども、世間が持つイメージとは異なる点も少なくありません。
編集部女子校出身あるある！9つの性格特徴
女子校出身者といっても様々なタイプの人がいますが、特に共通してよく見られる9つの特徴があります。
サバサバしている
多感な時期を女性だけの中で生活し、男性に媚びを売る機会がなかったこともあり、ぶりっ子は意外と少なめ。男性の力に頼ることなく、女子だけで協力し合い文化祭や体育祭などの学校行事をやり切ったことも影響し、男勝りな性格の女性が多いです。
女性同士でいい人間関係を築くには、おとなしい「女の子らしさ」は必要ありません。細かいことは気にしないさっぱりとした性格の方が女性から好かれる傾向があります。
編集部ガサツな一面がある
女子校出身というと清楚なイメージがありますが、ガサツな人も多いです。
- バッグやポーチの中がグチャグチャ
- ロッカーの整理整頓ができない
- 暑い日はスカートをめくってあおぐ
- スカートでも足を広げて座る
- ムダ毛処理をしない
- 言葉遣いが悪い
そもそも男子の目を気にすることなく成長期を過ごしているため、暑い日にスカートをまくり上げても、バッグやポーチなどの中身がグチャグチになっても特に気にならないのが現実です。
編集部笑い方がダイナミック
周りは女性同士なので、遠慮や人目を気にする必要もなかったこともあり、大口を開けて大きな声でおしゃべりしたり、大騒ぎして盛り上がったりが日常茶飯事です。時には大きく手を叩いて爆笑するシーンも。
大人になってもこの癖は抜けきれず、テンションが高くなると人前でも大きな声でギャハハと笑ってしまうケースが多いです。
編集部男性と女性で接し方が違う
これは、男性の前だとぶりっ子になるという意味ではありません。相手が女性だとペラペラお喋りをするのに、相手が男性になると急に口数が減り、静かになることが多いです。
これは、学生時代に男性と話す機会が極端に少なかったから。男性を前にすると、何を話したらいいのかわからなくなってしまうのです。
ただし、女子校出身者の中には、バイトをしたり、他校男子との合コンに参加したり男性と積極的に交流をしてきたタイプも。
編集部女性だけの行動を好む
元々女性グループで行動していたこともあり、女性だけの方が気兼ねなく居られます。「女子といると安心する」「女子といる方が話も盛り上がる」などと言った理由から、女性だけで群れたがる傾向があります。
たとえその場に男性がいたとしても、ついつい女子同士で群れてしまうので、恋愛に繋がらないケースも少なくありません。
編集部気が強い
学校では男子のいない環境で育ったので、男子に媚びを売ることもありません。文化祭や体育祭など、企画運営だけでなく男子が担うような作業も率先して行ってきたこともあり、男勝りな性格になりがちです。
また、「こうすれば良いんじゃない？」「みんなでそうしようよ！」など意見のしやすい環境下にいたこともあり、社会に出ても男性に負けず、リーダーシップを発揮する人も少なくありません。
編集部女性扱いされると弱い
そもそも周りに男性がいなかったので、男性から女性扱いされることに慣れていません。そのため、男性に重い荷物を持ってもらったり、ドアを開けるなどレディーファーストをしてもらったりされるとどう対応して良いかわからなくなります。
ほんの些細な事でもドキドキしてしまうことも多く、途端に恋に落ちてしまうことも少なくありません。
編集部下ネタに抵抗がない
男性と接することがないから、ちょっとした下ネタでも赤面してしまうのではと感じるかもしれませんが、実はその逆。男性がいない分、下ネタにもより強い興味を示します。
また、女性しかいない環境の女子校では、下ネタも臆することなく話すことができます。そのため、男性が想像もつかないような過激な話で盛り上がることもあり、共学出身の女性よりも下ネタ自体に慣れています。
編集部自立している
友達同士協力することはあっても、基本的に「自分のことは自分でする」というスタンスの下で育つため、自然と何でも自分でできる強い人に育つ傾向があります。
共学出身の女性は、上手に男性に甘えることができるので、男性の手を借りることにも慣れています。しかし女子校出身の女性は、男性に甘えるのが苦手。自立心が強く、男性に頼らない人が多いです。
編集部女子校出身の恋愛特徴7つ
女子校出身の女性の性格あるあるをご紹介してきましたが、恋愛に関してはどのような傾向があるのでしょうか？
ここでは、女子校出身の女性の恋愛特徴7つをご紹介します。
男性からの要求を受け止めがち
女子校出身の女性は、恋愛において男性からの要求をストレートに受け止めがちです。
恋愛経験が少ないこともあり、男性に求められることは「当たり前のことかも」と疑わず、不満もあまり感じません。
どこまでをOKとするのかの線引きも難しく、突然男性にアプローチされたり、いきなり部屋に呼ばれて上がってしまったり、下心のある要求でも簡単に受け入れてしまう可能性も。
編集部理想が高くなりやすい
女子校出身の女性は、理想が高くなりやすい特徴があります。
学生時代に素の男性と接してこなかったため、妄想がふくらみ男性に対する理想が高くなる傾向があります。そればかりか、男性に対する偏見や警戒心も強く、彼氏がなかなかできにくいことも。
「このままでは、いつまでたっても彼氏ができない」と不安を感じるものの、どうしても妥協することができず、理想を下げることができない人も少なくありません。
編集部彼氏に染まりやすい
女子校出身の女性は、彼氏と付き合うと彼氏に染まりやすいです。
男性と付き合った経験がない、もしくは少ないため、付き合うと他のことが目に入らず夢中になりやすい傾向があります。特に、初めてまたは2番目に付き合う彼氏からは影響を受けやすいです。
実際、男友達も少ないことから、彼氏の言うことを鵜呑みにしてしまうことも少なくありません。
ただし、恋愛経験が少ない分、相手にも一生懸命に向き合ってくれます。
編集部男性に尽くしがち
女子校出身の女性は、男性に頼らず自分でなんでもこなしてきたので、自立心が強いです。そのため男性に何かをしてもらうことに慣れていません。
男性にデートで奢ってもらったり、プレゼントを貰ったりということに慣れておらず、逆に自分からプレゼントをあげるなど「何かしてあげたい」と思ってしまいます。
常に男性からの視線を感じて生活していた共学出身者とは違い、男性に甘えることに慣れていません。むしろ精力的に尽くしたいタイプが多いでしょう。
編集部男性との距離がつかめない
女子校出身者は、そもそも男性と接する機会がなかった人も多く、男性に慣れていないことがほとんど。そのため、男性との距離感に悩む女性も少なくありません。
特に恋愛においては、一切興味を示さずに過ごしてきた人も多く、失敗が多い傾向があります。
男慣れしていないせいで、相手を上手く受け入れられなかったり、恋愛に発展しなかったり、どうしても恋愛に不器用になってしまいがちに。
編集部恋愛の進め方がわからない
女子校出身の人は、恋愛の進め方がわからないのも特徴の1つです。
学生時代にあまり恋愛をしてこなかったこともあり、いざ男性を好きになったときにどうしていいのかわからなくなりがちに。「どうアプローチすればいいか」「デートにはどうやって誘えばいいか」など、恋愛に悩む傾向があります。
そのため、過剰にアピールしすぎたり、逆にそっけなく接しすぎてしまったり、恋愛のチャンスを上手に活かすことができません。
編集部実は恋愛に興味がない
女子校出身の人の中には、そもそも恋愛自体に興味がないという人もいます。
学生時代に男性とほとんど関わりがない環境にいたため、「彼氏がいなくても大丈夫」という思考になってしまっている人が少なくありません。また、女子校出身者は女友達が多く、彼氏がいなくても特に「寂しい」という感情がわかないことも。
恋愛自体に興味を持てないので、たとえ男性と出会ったとしても恋愛に発展することがないのです。
編集部
女子校出身はモテる？実際どう？
女子校出身というと何となくモテそうなイメージがありますが、結論から言うと「女子校だからモテる」ということはありません。
ただし、女子校出身の女性は「男慣れしていない感じがする」「自分だけを見てくれる気がする」という理由で、男性からのウケが良いことも。
特に初々しさを好む男性には、女子校出身の女性は人気があります。
女子校出身は恋愛傾向が両極端
女子校出身者の恋愛は、恋愛経験が多い人と少ない人の二極化されます。
容姿が可愛いかどうかは別として、恋愛に対して積極的な人は学生時代からバイトや合コンなど、他校や外部の男性との交流があります。その中で男性から声をかけられることもあれば、自分から積極的に誘う女性も少なくありません。
一方、恋愛経験が全くない女子校出身者も少なくありません。思春期を男性のいない状況の中で過ごしていると、恋愛に対して興味を持たなくなる可能性も。実際に社会に出てもその延長で、恋愛に疎くなるケースもよくあることです。
つまり、女子校だからといって恋愛に縁がないわけでも、逆に縁があるわけでもありません。自分の行動次第で、恋愛のチャンスは大きく変わってきます。
長い間女子校で生活をしていると、男性のいない環境が普通になりがち。
編集部女子校出身は可愛くても付き合ったことがない人が多い
一般的に、外見の可愛い子は女子校出身でも共学出身でもモテます。
しかし、「可愛いけど付き合ったことがない人」を比較すると、共学出身に比べて女子校出身の方が圧倒的に多いです。
お話したように、女子校出身の女性は男慣れしていない人が多いです。そのため、男性からアプローチされても上手く応えられない、または全く気付かない可能性も。
男性からすると、アプローチしてもイマイチな反応が返ってくると、「俺には高嶺の花だな」「脈なしだな」と諦めることもあるでしょう。
しかし、実際は男性に苦手意識があるだけで、男性が嫌いというわけではありません。
編集部
女子校出身の3つのメリット
女子校出身というと「女性らしい」「おしとやか」といったイメージがありますが、実際は気が強く、男勝りな性格の持ち主が多いです。
そんな女子校出身者のメリットには、次の3つがあげられます。
気が合う同性の友人を作りやすい
共学の場合、女性だけで落ち着いた人間関係が築きにくいことも少なくありません。また、恋愛沙汰に巻き込まれて友情にひびが入ってしまうケースもあります。
一方、女子校では周りに同年代の女の子しかいないので、女性同士の人間関係を築きやすいです。
男性の目を気にすることなく、素の自分で相手と接することができるので、本当に自分の性格に合った友達を見つけやすいです。
編集部恋愛に関する人間関係の悩みが減る
女子校出身の場合、共学出身者に比べて恋愛に関する人間関係の悩みが少ないです。
たとえば、「同級生の彼氏と別れた」「友達の男子から告白されたけど断った」などで、相手との関係がギクシャクすることも、嫉妬で友達との人間関係がこじれることもナシ。周りに同年代の男子がいないので、恋愛関係に煩わされることはありません。
また、女子から嫌われるようなぶりっ子がいないのもメリット。
編集部自立心やリーダーシップが養われる
共学では、男性と女性で役割分担が発生します。
特に決めたわけではなくても、大きなものを作ったり、重い物を持ったりなどの力仕事は自然と男子の担当になります。また、男性に遠慮して、女性がリーダーシップを取りにくいことも。
しかし、女子校では、全てを女性だけで行わなくてはなりません。
文化祭や体育祭などの学校行事も、男性の手を借りることができないので、全て自分たちでこなします。その結果、自立心が養われます。
編集部女子校出身の3つの注意点
女子校には、共学では得られない様々なメリットがあります。一方、女子校出身だからこそ気を付けたいことも。
そこで、女子校出身の3つの注意点をご紹介します。
女性同士の人間関係に悩まされることがある
女子校の場合、気の合う友人を作りやすいというメリットはありますが、女性同士だからこその人間関係の難しさもあります。
女子同士はどうしてもグループを作りたがるもの。常に仲の良い人同士で行動を共にしていると、いつの間にかグループになり、気付けばそれがより大きな派閥になっていることも少なくありません。
特に女子校は、学校の中に派閥がいくつも存在した状態になりがち。時には派閥同士が争うこともあり得ます。
また、グループに入らないことで揉めたり、孤立して仲間外れにされたりすることも。
編集部男性との関わり方に戸惑いを感じる
共学出身者は、学校で自然と男性との関わり方を学んできます。
一方、女子校では同世代の男子がいません。先生を除けば、男性と関わることはほぼないため、男性の考え方や行動についての理解が乏しくなり、男性との関わり方、距離感、付き合い方が身に付きにくくなってしまいます。
しかし社会に出ると、必ず男性と関わりを持つことになります。
女子校出身者は、女性だけの環境で育ったため、男性が当たり前にいる環境に慣れるには若干時間がかかります。
編集部価値観や考え方が偏ることがある
共学出身者は、学生時代に同世代の男子と接してきたこともあり、多様な考え方や価値観を持つことができます。
一方、女子校は同世代の男子がいないので、女性の考え方や価値観にばかり触れることになります。そのため、無意識のうちに考え方や価値観が偏ってしまうことに。
女子校を卒業すると、自然と男性と接する機会が増えてきます。その時に、男性との価値観や考え方の違いに悩むこともあるかもしれません。
編集部特徴を把握して女子校出身の女性の理解を深めよう！
女子校出身というと、「お嬢様」「高嶺の花」などのイメージがあるかもしれませんが、実際はサバサバして男勝りな性格の女性が多いです。男性と接する機会が少なかった分、自立した女性が多いといえます。
恋愛に関しては、興味がある人とない人とで両極端。
積極的な人は、合コンやアルバイトなどで男性と関わることも多いですが、積極的でない人は卒業するまで男性と関わらない人も少なくありません。
しかし、男性に対して苦手意識があっても、恋愛に興味がない人はごくわずか。
編集部