






恋愛体質というと、常に好きな人や恋人がいたり、恋愛に一生懸命なイメージがありますよね。
一見ロマンチストで素敵に見える恋愛体質ですが、場合によっては大切なものを見失っている可能性もあります。



「私ってひょっとしたら恋愛体質かも」
「恋愛体質を脱却したい!」
と思う方はぜひチェックしてください。


恋愛体質とは?
常に恋愛をしていたい「恋多き人」のこと
恋愛体質とは、ストレートに言うと「いつも恋愛をしていたい状態」のことを言います。
- 恋愛のことを第一に考えている
- 恋愛をしていないと生活に張り合いがない
- 恋愛をしていないと楽しくない
恋愛さえしていれば自分の生活が色づくと考えている、いわば「恋愛脳」を持つ人。恋人がいない状態に耐えられないので、彼氏彼女作りを頑張る傾向があります。
「自分が恋愛体質か分からない」人は、好きな人に振られたシーンをイメージしてみてください。
「引きずるからしばらく恋愛したくないタイプ」の人は恋愛体質ではありません。一方、「もっと素敵な人を見つけてすぐにでも恋愛をしたいタイプ」の人は恋愛体質です。
恋愛体質の人は、好きな人や恋人がいない状態に長く耐えることはできません。



恋愛体質は「恋愛依存」とどこが違う?
恋愛体質と似ているものに「恋愛依存」があります。
恋愛依存は、その名の通り恋愛に依存してしまうこと。全ての中心が恋愛にあり、それ以外のことが全く見えなくなってしまいます。
「恋人に振られたら生きていけない」「恋人と離れるなんて考えられない」と恋愛に執着してしまいます。
恋愛とは本来楽しいもの。恋愛体質の人は「恋愛することが楽しい」「恋愛している自分が大好き」とポジティブに考えますが、恋愛依存の人は相手に執着しすぎるあまり常に不安が付きまとい、精神的にも不安定な状態になりがちです。



恋愛体質な人の6つの特徴
「あなたって恋愛体質だよね」と言われても、一体どのような人なのか良く分からないという人も多いでしょう。
恋愛体質の人には、次の6つのような特徴があります。
それぞれの特徴について詳しくご紹介します。
熱しやすく冷めやすい
恋愛体質の人は、熱しやすく冷めやすい性格の人が多いです。
「この人に巡り合うために私は生まれてきた!」「好きな気持ちを抑えきれない!」と好きになった相手には積極的にアプローチをするのに、思いが叶うと「何か違うかも」「やっぱり好きじゃなかったかも」と気持ちが冷めてしまうことも。
恋愛体質の人は、恋愛のトキメキやドキドキ感を楽しんでいることが多いため、恋人ができたからといって満足することはありません。



すぐ人を好きになる
恋愛体質の人は惚れっぽく、すぐに人を好きになりがちです。
異性から「好き」と言われると、その人のことが気になって仕方なくなります。それまで全く意識していなかったとしても、相手のことを好きになることも多いでしょう。
恋愛体質の人は元々ストライクゾーンも広め。年齢や身長など相手に求める条件もないため、ある程度基準を満たしていれば恋愛対象になり、すぐに好きになってしまう可能性も。



ポジティブでくよくよしない
恋愛体質の人は、ポジティブであまりくよくよしない性格です。
たとえ相手と別れることになっても、その時は悲しんで涙も流しますが、「また彼氏はできるから大丈夫!」「もっといい人に巡り合えるはず」とすぐに気持ちを切り替えられます。相手に未練や恨みを持つこともないので、綺麗に別れることもできるでしょう。
また、前向きで明るい性格なので、周りからも近づきやすい存在。
素敵な相手が現れれば気持ちをすぐに切り替えられるので、新しい恋人も比較的早くできます。



異性を恋愛対象かどうかで判断する
恋愛体質の人は、異性を恋愛対象かどうかで判断します。
これは、出会いが全て恋愛へ結びつくと考えているから。相手が仕事上の人や、友達の友達だとしても「この人は付き合ってもいいかな」「この人は無理かも」と常に判断しがちです。
中には、テレビに出ているアイドルやすれ違った人など、普通なら考えないような相手であっても「付き合えるか・付き合えないか」を考えています。



付き合うと一途
恋愛体質な人は、常に恋愛フィルター越しに物事を見ていますが、意外なことに付き合うと一途な人も多いです。
熱しやすく冷めやすい性格ですが、恋人に対して愛着がわくと、全エネルギーが恋人に注がれます。一途に相手につくすこともできるものの、時には「重い」と思われてしまうことも。
また、恋人の浮気防止や一途に思っていることをアピールするため、SNSで匂わせをするタイプの人もいます。



寂しがり屋
恋愛体質な人は、基本的に寂しがり屋です。
恋愛体質な人は一途な面もありますが、常に異性と関わっていたい恋愛体質の人。恋人と少しでも上手くいっていないと「もう無理なのかも・・・」と感情が乱れてしまいがち。その寂しさから、浮気や不倫をすることも少なくありません。
とはいうものの、浮気相手のことを本当に好きというわけではありません。



恋愛体質な人の3つのメリット
惚れっぽくいつも恋愛のことを第一に考える恋愛体質な人には、次のようなメリットがあります。
それぞれのメリットについて詳しくご紹介します。
異性からモテる
恋愛体質の人は、恋愛経験が豊富です。
これまでたくさんの人と恋愛をしてきたので、恋愛に対して様々なノウハウを持っています。また、恋愛に対して余裕を持っている人が多く、相手の喜ぶことも知っているのでモテると言えるでしょう。
常に恋愛を心から楽しんでいるので、とても生き生きして見えることも多く、「あの人は魅力的だな」「付き合ってみたいな」とアプローチを受けることも少なくありません。



好きな人ができやすい
恋愛体質の人は、恋愛に対していつもポジティブで前向きです。
常にアンテナを張り巡らしていて、もし今の恋人との恋愛が終わりそうだなと感じると、即座に次のターゲットを探し始めます。
異性と話すことを得意とする人も多く、男性と巡り合うチャンスも多いので、一生懸命にアピールしなくてもたくさんの人の中から恋人候補を探すことができるでしょう。
一方、恋愛体質ではない人の場合、ゆっくりと時間を掛けて相手を好きになるケースが多いもの。



恋愛スキルが高い
恋愛体質の人は、恋愛に対しての経験値もおのずと高くなります。
これまで多くの人と付き合って場数を踏んでいるからこそ、様々な知識が増えるばかりでなく、相手の気持ちも自然とわかるようになります。
どんな言葉をかければ嬉しいのか、どんな行動を取れば相手が喜ぶのかなど相手を気遣った行動ができるようになるので、恋愛スキルも高いといえるでしょう。



恋愛体質な人の4つの注意点
メリットも多い恋愛委体質な人ですが、次の4つの点には注意が必要です。
それぞれの注意点について詳しくご紹介します。
恋愛以外のことが疎かになりやすい
恋愛体質の人は、何よりも恋愛を一番にするため、恋愛以外のことが疎かになりやすいです。
特に、恋人と喧嘩をしたり、恋愛が上手くいかなかったりしたとき、精神的に不安定になって仕事や学校、生活にまで支障が出てしまうことも。やるべきことがたくさんあっても、何も手につかなくなることもあるでしょう。
また、あまりにも恋愛に夢中になりすぎていると、周りの友達がやりたいことを見つけて輝いていたり、キャリアを積み重ねていたりするのを見て、取り残された気持ちになることも。



他の人に目移りしやすい
恋愛体質の人は、常に刺激を求めています。
「常にドキドキしていたい」「ずっとときめいていたい」という気持ちが根底にあるので、たとえ付き合っている人がいても、新しい人や素敵な人に出会うとその人に目移りする可能性があります。
今の恋愛に不満がなかったとしても、さらに理想に近い人や、今の恋人とでは感じることのできないトキメキをくれる人に出会うと「この人との方が自分の理想に近い恋愛ができそう」と思ってしまうことも。



遊び目的の人が寄ってきやすい
恋愛体質の人は、異性を恋愛対象として見ることが多く、ストライクゾーンも広め。そのため、遊び目的で近づいてくる人も少なくありません。
自分では恋愛に真面目に向き合っているつもりでも、「簡単にOKしそう」「軽そう」という印象を持たれてしまいがち。そのため、相手から「遊び相手によさそう」と思われてしまうこともあるでしょう。
本人はいたって真剣なので、相手が遊びで近づいてきたとわかるとショックを受けてしまうことも。



周りから嫉妬されやすい
恋愛体質の人はモテるので、周りから嫉妬されやすい点も注意が必要です。
本人にその気がなかったとしても、恋人がいない人にとっては嫌味に聞こえてしまったり、何気なく気付つけてしまったりすることがあるかもしれません。
特に同性からの評判が悪くなることがあるので要注意。「あの子はいつもチヤホヤされている」と周囲に嫉妬されるだけでなく、中には、「あの子は恋愛になるとタチが悪い」と陰で悪口を言われてしまうことも。



長続きする?しない?恋愛体質な人の恋愛傾向
恋愛体質の人は、恋愛が長続きしない傾向があります。
常に刺激をもとめる恋愛体質の人は、せっかく意中の相手と恋人同士になっても、付き合っていくうちに「物足りない」と感じてしまうことが多いです。
そもそも恋愛には、ドキドキする「刺激的な時期」と「穏やかな時期」が存在します。
出会いから付き合いはじめの頃までは、誰しもが盛り上がるもの。2人ですることにも初めてなことが多く、何もかもが新鮮なので気持ちも大きく盛り上がるでしょう。
しかし刺激的な時期を過ぎると、穏やかに過ごす時期を迎えます。
2人で愛を育む時期にもなりますが、どうしても刺激が少なくなってしまうため、恋愛体質の人は「何か物足りない」と感じてしまうことも。中には、「もう好きじゃなくなったのかも」と間違った判断をする人もいるでしょう。
このような時期に新たに他の異性に出会うと、「この人が運命の人かも!」と錯覚しがち。



恋愛体質から抜け出す4つの方法
異性にモテやすく恋愛スキルも高い恋愛体質な人ですが、恋愛が長続きしない傾向が強く、周りからも嫉妬されやすいというデメリットもあります。
そんな恋愛体質から抜け出すためには、次の4つの方法があります。
それぞれの方法について詳しくご紹介します。
一旦冷静になってみる
恋愛体質な人は、恋人がいるときでも別の異性に出会うと「この人が運命の人かも」と目移りしがち。そんな時はすぐに行動に移すのではなく、一旦「この気持ちは本当なのかな?」と疑ってみるようにしましょう。
まずは今の恋人との関係を大切にし、「その人と本当に付き合いたいのか?」自分の気持ちを疑ってみましょう。はやる気持ちも分かりますが、一旦落ち着くまで待つのがベストです。
また、フリーだったとしても「恋人もいないし」と軽い気持ちで付き合うような恋愛は長続きしません。結局、関係に満足できず不満ばかりがつのる結果となるでしょう。



恋愛以外のことを楽しめるようになる
恋愛体質の人は、1人で過ごすことが苦手。そのため、「誰かと一緒にいたい」という気持ちから簡単に異性と付き合い始めることも少なくありません。
しかし、本当の1人の寂しさは他人に埋めてもらうものではありません。誰かと一緒にいたとしても、本質的な寂しさが消えることはないでしょう。
恋愛体質を改善したいなら、1人の時間も楽しめるようになるのがベスト。映画や音楽、アニメ、漫画など何でもいいので、自分で楽しめるものを見つけてみましょう。
少しでも夢中になれるものが見つかれば、1人の時間も苦になりません。「寂しいから」という理由で恋人を作る必要もなくなるでしょう。



自身を付けるために自分磨きをする
恋愛体質の人の中には、「自分に自信がない」と感じる人も少なくありません。
つまり、異性と付き合うことによって「認められている」という安心感を得られるため、恋愛に固執しているとも言えるでしょう。
そのような人が恋愛体質から脱却するためには、まずは自分に自信をつけることが重要です。
自分に自信が持てるようになれれば、「恋愛していないと誰かに受け入れられている実感がわかない」という気持ちからも脱却できます。また、おのずと人も周りによってくるようになるのでしょう。



同性の友達と過ごす時間を増やす
恋愛体質の人は、何よりも異性との予定を最優先しがちです。
たとえずっと前から同性の友達と約束をしていたとしても、異性から急な誘いがあると後者を優先してしまうことが多いもの恋愛体質の人の特徴です。
しかし、常に異性からの誘いを優先させていたら、いつまでたっても恋愛体質を抜け出すことはできません。
たとえ異性からの急な誘いがあったとしても、友達との約束を優先させるのがベスト。同性の友達と過ごす時間を大切にしてください。



恋愛体質を見つめなおし自分の人生をさらに豊かにしよう
恋愛体質の人はポジティブで明るく、異性からもモテやすいという特徴があります。惚れっぽいので、恋人が絶えないというメリットもあるでしょう。
しかしその一方で、付き合っても長続きしない傾向があります。恋愛以外のことが疎かになりやすく、周りから嫉妬されやすいといった欠点もあるでしょう。
恋愛体質から脱却するためには、「相手のことが本当に好きなのか?」と自分の気持ちを冷静に見つめなおすことが大切です。


