






敬語が抜けないと、なかなか距離が縮まらない感覚がするもの。
けれども、敬語からタメ口に変えるタイミングを間違えると、せっかくの恋のチャンスが消えてしまう可能性も。



マッチングアプリは敬語?それともタメ口?
初めからタメ口は絶対NG
マッチングアプリでは、「タメ口の方がフレンドリーな感じがするから」と初めからタメ口でメッセージを送る人もいますが、絶対にやめましょう。
第一印象が大切なマッチングアプリで、初めからタメ口をつかってしまうと悪い印象を与えかねません。
プロフィールを見て「素敵だな」と思いメッセージのやり取りをはじめて見るものの、いきなりタメ口では「常識のない人」と思われてしまいます。たとえ相手が年下でも、敬語を使うのは最低限のルールです。
学校や職場でも、初対面でいきなりタメ口を使われると「この人は礼儀がないな」と思ってしまうもの。顔の見えないマッチングアプリならなおさらです。



特に女性はタメ口を嫌がる
男性と女性とで比較すると、女性の方が圧倒的にタメ口を嫌がります。
マッチングアプリでは、男性に比べて女性の方が真剣に恋愛相手を探している人が多いもの。そのため、警戒心が強く、遊び目的の男性に引っかからないように注意しています。
真剣な交際を望んでいるからこそ、男性の第一印象をとても大切にしています。紳士的な男性の方が好ましく思うのは当然。中には、タメ口をきかれた瞬間にブロックする女性もいるくらいです。
最初からタメ口を使って、「この人カッコイイ!」と感じる女性はほぼ皆無。



敬語でも仲良くなることはできる
実際のところ、マッチングアプリでは敬語でも仲良くなることはできます。
敬語を使うとよそよそしい感じがしたり、メッセージが盛り上がらなかったりすると思いがちですが、敬語でも異性と仲良くなることはできます。
たとえば、学校や職場で仲の良い先輩でも、敬語を使うことはよくあること。大切なのはフィーリングであって、敬語だから親密になれないということはありません。
特に大人の男女であれば、敬語かタメ語かはそれほど気にはなりません。どうしても距離が縮まらないというのであれば、それは敬語のせいではなく、他に問題があると考えていいでしょう。



ずっと敬語だと距離感を感じる人も
マッチングアプリでは敬語が無難です。
慣れないタメ口を使うくらいの方が敬語の方がずっと印象は良いですが、逆に「ずっと敬語だと、距離感を感じてしまう」という人も少なくありません。
そのようなタイプの人にずっと敬語を使うのは逆効果。なかなか恋人へと発展しづらくなってしまうことも。
また、タメ口にはタメ口のメリットもあります。
- 本音が話やすい
- 話していて疲れない
- 話が盛り上がりやすくなる
- 相手の人となりが見えやすい
ずっと敬語のままだと、恋人同士になっても心から打ち解けることは難しいです。



マッチングアプリで敬語が抜けない6つの理由
実際、マッチングアプリで敬語が抜けないという人は、どこに原因があるのでしょうか?
ここでは考えられる理由6つについてご紹介します。
それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。
まだ関係性が浅いと感じている
お互いにまだ関係性が浅い状態のうちは、敬語はなかなか抜けません。
マッチングアプリに限らず、出会ってまだ間もない緊張感のある状態でタメ口を使うのは、かなり勇気のいること。相手に「失礼な人」という印象を与えかねないので、気が引けてしまうものです。
相手との関係がまだ浅く距離感のあるうちは、敬語はなかなか抜けないでしょう。



タメ口に変えるタイミングを逃したから
マッチングアプリで敬語が抜けない理由として、「タメ口に変えるタイミングを逃した」という理由もあげられます。
敬語の状態があまりにも長く続くと、それが自然となり、タメ口で話すことが恥ずかしく感じてしまいます。
「LINEを交換した時」「初めてデートした時」など、関係性が若干変化をしたときに敬語からタメ口に切り替えるのが一番自然でおすすめ。



相手と距離を置きたいから
マッチングアプリは、人によって利用するスタンスも異なります。
相手とすぐに仲良くなりたい人もいれば、相手をしっかり見てから判断したいという人もいるでしょう。
「関係性をまだ深めたくない」「一定の距離を置いて付き合いたい」と思っているうちは、タメ口は使わず、敬語を使っていることも。これは、男性よりも女性に多く見られます。
決して相手が嫌いだから敬語を使っているわけではありません。



慣れていないから
マッチングアプリで敬語が抜けない理由として、単純に「慣れていない」ことが原因とも考えられます。
- 異性とのコミュニケーションに慣れていない
- 恋愛経験がほとんどない
- マッチングアプリ自体に慣れていない
人は、経験値が不足するととにかく緊張してしまい、どうやって距離を詰めたらいいのかわからなくなってしまうもの。そのため、タメ口よりも当たりさわりのない敬語になってしまうのです。



相手が年上だから
敬語がなかなか抜けない原因として、相手が年上だからという理由もあります。
年上の人に対しては尊敬の気持ちがあり、どうしても敬語を使ってしまうもの。いくらマッチングアプリとはいえ、タメ口を使うことに抵抗がある人も少なくありません。
特に社会人の場合、目上の人に対して敬語を使わないと失礼にすら感じてしまいます。



相手に嫌われたくない
単純に「相手に嫌われたくない」という理由で、敬語が抜けない人もいます。
実際にタメ口で話されると「チャラい」と感じる人は少なくありません。下手にタメ口を使って、相手に馴れ馴れしいと思われたり、拒絶されたりするくらいなら敬語の方が無難と思ってしまうのです。
特に相手が好みのタイプだと、余計に慎重になってしまうところも。



マッチングアプリで敬語をやめる4つのタイミング
マッチングアプリでは敬語を使うのが無難ですが、距離を近づけるためにもできればタメ口を使いたいもの。しかし、タイミングを間違えると逆効果にもなりかねません。
ここでは、マッチングアプリで敬語をやめる4つのタイミングをご紹介します。
それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。
メッセージのやり取りがある程度続いたら
マッチングアプリで知り合った後、まずはメッセージのやり取りから始まります。
最初からタメ口でメッセージを送るのはNGですが、何度もメッセージのやり取りをしている場合、相手ももっとあなたのことを知りたいと思っているはず。「敬語をやめたい」と思っている可能性も高いです。
とはいうものの、いきなり全てをタメ口に変えるのは違和感があるもの。





LINE交換をしたとき
相手とLINE交換をしたときは、敬語からタメ口に変える良いタイミングでしょう。
プライベートのLINE交換は、ある程度仲が深まらないとできないこと。LINEを教えてくれるということは、あなたへの印象も良いはずなので、タメ口に移行できる可能性も高いでしょう。
LINE交換をして少しやり取りをしたら、「もっと親しくなりたいので、敬語をやめませんか?」と聞いてみるのがいいでしょう。





初めて2人でデートをしたとき
敬語をやめるタイミングとして多いのが、初めて2人でデートをした時です。
会うまでのやり取りはずっと敬語を続けて、初デートの時に何ごともなかったようにタメ口で話す。この方法が、一番失敗がなく、スムーズに敬語からタメ口へと移行できるでしょう。
ただし、相手が年上の場合は「敬語でもいいですか?」と一言断りを入れておくのが鉄則。



相手からタメ口が出始めたとき
相手からタメ口が出始めた時、敬語からタメ口へと移行する絶好のチャンスです。
タメ口を使ってきたということは、相手も「できればタメ口で話したい」と思っている可能性大。相手からの無言の意思表示ともいえるでしょう。
相手がタメ口を望んでいるなら、そのチャンスに乗らない手はありません。タメ口にシフトすべきタイミングです。
ちなみにタメ口を使ってきたということは、心を開いていることの証。



マッチングアプリで敬語を自然にやめる3つの方法
敬語をやめるタイミングについてご紹介してきましたが、いくらベストなタイミングであったとしても急にタメ口で話し始めると不自然さを感じるもの。
そこで、マッチングアプリで自然に敬語をやめる3つの方法をご紹介します。
それぞれのポイントについて詳しく解説します。
敬語にタメ口を上手く混ぜる
自然に敬語をやめる方法として、敬語にタメ口を上手く混ぜていくのがおすすめです。
休みの日は何をしていますか?私は映画を見ることが多いかな
全部タメ口だと馴れ馴れしい感じがしますが、「敬語+タメ口」の形にすれば適度に親近感を与えることができます。
あくまでも敬語をベースとして、時折タメ口を織り交ぜるようにしましょう。
どうしてもタメ口を使いづらいという人は、「はい」を「うん」に変えるなど相槌だけでもタメ口を使うだけで印象はガラリと変わります。
相手もタメ口を使うようになってくれば、どんどんタメ口を織り交ぜていってOK。



自分の感情は敬語を使わない
相手との会話でタメ口を使いにくいという人は、自分の感情は敬語を使わないようにすると良いでしょう。
たとえば、「嬉しい!」「おいしい!」「楽しい!」など、感情をタメ口で話す分には相手も不快に思わないことが多いもの。なぜなら、あくまでも自己完結する表現だからです。
思わず出てきた言葉は相手に問いかけている言葉ではないので、ほとんどの人は不快に思わないもの。
むしろ「楽しいですね」と言われるよりも、思わず出てしまった「楽しい!」の方が、より感情が相手に伝わりやすいものです。



共感ワードはタメ口を使う
敬語の自然なやめ方として、共感ワードには敬語を使わないというのも1つの方法です。
相手の話に共感できるとき、思わず出てしまうタメ口はあまり不快に思われることはありません。
- 「わかる!わかる!」
- 「確かに!」
- 「そう!そう!」
人は誰かに共感してもらえると嬉しい生き物。
自分の話に共感してもらえるとき、たとえそれがタメ口であったとしても、「共感してもらえた」という喜びの方が勝るため、タメ口がそれほど気にはならないものです。





マッチングアプリで相手に敬語をやめてもらう2つの方法
敬語を自然にやめる方法やタイミングをお話してきましたが、それでも相手がなかなか敬語をやめてくれないというケースもあるでしょう。
マッチングアプリで相手に敬語をやめて欲しい場合は、次の2つの方法を試してみてください。
それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。
敬語をやめる提案をしてみる
相手がかたくなに敬語を使い、なかなかタメ口にしてくれない場合は、思い切って敬語をやめる提案をしてみるのも1つの方法です。
- 「敬語をやめませんか?」
- 「タメ口で話しましょう!」
初めからタメ口を提案するのはNGですが、実際に会ってみて会話が盛り上がっているのであれば、OKしてくれる可能性が高いです。
特に、数回会っているなら少なくともあなたに好印象を持っているはず。タメ口を提案されたからといって、印象が悪くなるようなことはないでしょう。
ただし、決して無理強いはしないでください。
人それぞれ価値観があり、「タメ口よりも敬語の方が落ち着く」という人も少なくありません。感触が良くないようであれば、相手の意思を尊重すべきです。
そのような相手でも、時間が経てば敬語からタメ口に変わる可能性もあります。



敬語が苦手であることを伝える
相手に敬語をやめてもらう方法として、敬語が苦手なことを伝えるという手もあります。
敬語が苦手なので、タメ口でもいいですか?
実際に、敬語が苦手という人は少なくありません。
- スムーズに言葉が出ない
- 話していて疲れる
- 相手の本音が見えない
- 敬語を使い慣れていない
理由はさまざまですが、単純に「タメ口でもいいですか?」と聞くよりも、「敬語が苦手」という建前があるので、相手に敬語をやめる提案をしやすくなります。
また、相手も「この人は敬語が苦手なんだ」と認識してくれるので、タメ口を使ってくれる可能性は高いです。



やってはいけない!敬語をやめる時の3つの注意点
マッチングアプリでは、敬語を使っていても仲良くなることはできます。
より親密になるためにもできることなら敬語からタメ口に変えたいものですが、だからといって無理矢理敬語をやめようとするのも良くありません。
そこで、敬語をやめる時にやってはいけない3つの注意点をご紹介します。
それぞれの注意点について詳しく見ていきましょう。
名前の呼び方には注意をする
最初からタメ口はNGとお話してきましたが、名前の呼び方にも注意が必要です。
- 呼び捨て
- 「ちゃん」「くん」付け
- ニックネーム
相手から「○○と呼んで」と言われれば問題ありませんが、特に何も言われていないのに呼び捨てや「ちゃん」「くん」付けのような名前の呼び方は、相手に不快感を与えてしまうことも。
「フレンドリーな人」と思ってくれる人はごくわずか。せっかく第一印象が良くても、名前の呼び方ひとつで好感度が下がってしまうこともあり得ます。
マッチングアプリでは「さん」付けが基本。「ちゃん」付けも人によっては「キモい」と思われてしまうので、安易に使わない方が良いでしょう。



急にタメ口に切り替えない
敬語をやめるときにやってはいけないこととして、急にタメ口に切り替えないという点があげられます。
今まで敬語で話していたのに、突然タメ口に変えるのは絶対にやめてください。
「タメ口の方がお互いに気楽」「素が出せるから」と思っても、急にタメ口に切り替えてしまうと相手は困惑してしまいます。あなたに対して好意を持っていたとしても、一気に熱が冷めてしまうことになりかねません。
たとえ「今から敬語禁止ね!」と言っても、相手が了承していなければ同じです。
また、敬語の期間が長すぎると、タメ口に切り替えた時の違和感も強く感じてしまうもの。せっかく関係が上手くいっていたとしても、敬語をやめたことでぎこちなさが生まれてしまう可能性もあります。



細かく指摘しない
お互いに「敬語をやめてタメ口で話そう」と決めても、最初はなかなかうまくいかないこともあるでしょう。
特に敬語の期間が長ければ長いほど、タメ口と決めていてもつい敬語が出てしまうことも。そのような時に、「今のタメ口じゃないよ!」などと細かく指摘するようなことは絶対にやめましょう。
敬語が出たからといってあせって注意をしていると、相手はあなたに対して一気に嫌な気持ちになります。タメ口に変えてもらうのが難しいばかりか、一緒にいるのが苦痛になり一気に熱が冷めてしまう可能性も。
自分は簡単にタメ口に変えられたとしても、相手もそうとは限りません。
自分のペースではなく、相手のペースに合わせて徐々に敬語からタメ口に変えていくようにしましょう。



敬語が抜けないと焦らなくて大丈夫!自分たちのペースで距離を縮めよう
マッチングアプリで敬語が抜けないからといって、焦る必要はありません。
大切なのは敬語かタメ口かではなくフィーリングです。お互いに相性が良ければ敬語でも十分に関係を深めることはできます。
ただし、敬語の期間が長すぎると、タメ口に変えるのも難しくなっていくのが現実です。より親密な関係を築くためにも、敬語からタメ口へと少しずつ変えていくのがいいでしょう。
大切なのは、決して相手に強要しないこと。今回ご紹介した方法を参考に、ぜひ敬語から抜け出すチャレンジをしてみてください。


