



流行に左右されず、独自の路線で生きるサブカル系女子。
オシャレで個性的なこともあり、男性女性問わず高い人気を集めていますが、一体どのようなところに魅力を感じているのでしょうか?





「サブカル系女子」とはどんな意味?
サブカルチャーは、多くの人が好きなものではなく、少数派の人に支持されるものを指します。
例えば、マイナーな映画や音楽、アニメ、ゲーム、アイドルなどコアなファンが多い趣味はサブカルチャーに分類されます。
一見「オタク」と同じ意味に捉えられることもありますが、オタクは1つのテーマに対してとことん深く掘り下げていくのに対して、サブカル系女子は広く浅くサブカルチャーに興味を持つといった違いがあります。



サブカル系女子の8つの特徴
サブカル系女子には、一体どのような特徴があるのでしょうか?
ここでは、サブカル系女子に見られる8つの特徴をご紹介します。
それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。
ファッションは流行より個性を重視
サブカル系女子は、自分の着たい服を着るのがモットーです。
- 「流行の服だから」
- 「男ウケのいい服だから」
といった理由で服を選ぶことはありません。
自分の「好き」に徹底的にこだわり、それに合ったデザインや、自分の世界観を表現できるファッションを選びます。
とはいうものの、流行を全くチェックしないわけではありません。



ブランド物よりも古着が好き
サブカル系女子は、ブランド物よりも古着を好みます。
ハイブランドの洋服よりも、個性を活かせる服が好き。ビンテージやレトロなデザインなど合わせるのが難しいようなデザインでも、ファッションセンスがあるのでバッチリ着こなせます。
下北沢や高円寺など古着屋が多い町に行きつけのお店があることも多く、古着屋巡りをして、掘り出し物を探すのも得意です。



派手なファッションが多い
サブカル系女子は、基本的に派手なファッションが多いです。
「ファッションは自分自信を表現するためのもの」といった考えがあり、人と被ることを極端に嫌がります。
綺麗目の洋服やシンプルなスタイルなど、誰からも好感を持たれるようなスタイルを選ぶことはほぼナシ。ネオンカラーや派手なシルエットの洋服など、普通の人が着こなせないような洋服を好みます。



メガネやリュックなど小物にこだわりがある
サブカル系女子は、小物にもこだわりを持っています。
ファッションにこだわりが強いため、自分の個性を表現できるようなアイテムを好みます。音楽が好きな人はヘッドホン、アニメが好きな人は原作の缶バッジをリュックにたくさんつけることも。
中でも特にサブカル系女子に人気なのがメガネです。



髪型はボブを好む
サブカル系女子は、ヘアスタイルも個性的なものを好みます。
定番の髪型はボブスタイル。流行に合わせたものではなく、少し重めのボブを選ぶ女の子が多いです。
他にも、マッシュルームヘアやアシンメトリーなデザイン、短めの前髪など独特なスタイルを好むサブカル系女子。



メイクは濃いめ
サブカル系女子は、メイクを濃いめに仕上げるのが特徴です。
男ウケの良いナチュラルメイクよりも、チークを目の下に濃いめに入れる、濃い色のリップを塗るなど、個性を演出できる派手なメイクを好む傾向があります。
もともとサブカル系女子はインドア派の趣味の人が多く、肌も白い傾向があります。そのため、派手な色のメイクをしても肌に馴染むメリットも。



マイナーなものにハマりやすい
サブカル系女子は、マイナーなものにハマりやすいです。
基本的に流行っているものには興味がなく、「自分だけが知っている」という特別感を好みます。そのため、小さなライブハウスで歌っているようなインディーズバンドや、ミニシアターで上映される映画など、周りにあまり認知されていないものにハマりやすい特徴があります。



一眼レフカメラの所持率が高い
サブカル系女子は、一眼レフの所持率が高いです。
写真は自分の気持ちを表現できることもあり、趣味としているサブカル系女子も少なくありません。
しかし、何に対してもこだわりの強いサブカル系女子。スマホのカメラでは満足できず、本格的な一眼レフを持ち歩く人が多いです。
一眼レフはファッションにも合わせやすく、個性をアピールするアイテムとしても大人気。



サブカル系女子の3つのあるある
個性的で自分の世界観を大切にするサブカル系女子。魅力的で憧れる人も多いと思いますが、実はサブカル系女子ならではの「あるある」には注意が必要なことも。
そこで、サブカル系女子の3つのあるあるをご紹介します。
常に金欠気味
サブカル系女子は、自分の趣味にとことんお金を使います。
好きなグッズが発売されれば、生活費を削ってでも手に入れようとします。また、好きなアーティストがライブに出演するとなれば、場所がどこであろうと参加しようとするでしょう。
好きなものに熱中するのは良いことですが、熱量が半端ないため要注意。好きなもののためには惜しみなくお金を使うので、常に金欠気味です。



万人受けし始めると興味がなくなる
サブカル系女子は、「自分だけが知っている」という感覚が大好きです。
そのため、どれだけお気に入りのものがあっても、万人受けしてしまうと途端に興味がなくなることも。
たとえば、小さなライブハウスで歌っているようなインディーズバンドがメジャーデビューを果たしたり、急激に売れたりすると、熱が一気に冷めてしまうことが多いです。



他人に合わせることができない
サブカル系女子は、他人に合わせることが苦手です。
自分が好きなものを何よりも優先したいので、他の人と一緒にいるとわずらわしさを感じることも。
カフェで好きな本を読んだり、散歩をしながら一眼レフで好きな写真を撮ったり、ひとりの時間を満喫しています。ひとりでカラオケや焼肉に行くことも全然平気。



中毒性あり!サブカル系女子が好きなもの
マイナーなものが好きなサブカル系女子。具体的にどのようなものが好きなのか、気になりますよね?
「サブカル系女子の実態を知りたい!」という方のためにも、サブカル系女子が好きな物の一例をご紹介します。
サブカル系女子が好きなバンド
ネーミングからしてインパクトのある「ヤバイTシャツ屋さん」は、ユニークな歌詞と一度聴いたらクセになるポップな楽曲、趣向を凝らしたMVがとにかく人気。
「ヤバT」の愛称で多くのファンから支持されています。
2010年に解散してしまったバンドですが、今でもコアなファンに支持されているゆらゆら帝国。
独特な歌詞と曲調で、日本のみならず海外ファンも多いです。サイケデリックな雰囲気と、アート性の高さからサブカル系女子に好まれています。
サブカル系女子が好きなアイドル
可愛いだけでなく、個性的なパフォーマンスで人気のアイドルユニット。
バンドじゃないもん!と言いながらも、各々メンバーは楽器を持ってライブパフォーマンスを行っています。ファンの間では「バンもん」の愛称で親しまれています。
でんぱ組.incは、秋葉原発のアイドルグループです。
メンバーの脱退や入れ替えなどを経て、現在は8人で活動しています。メンバー全員がアニメ、漫画、ゲームなどの趣味を持つコアなオタクであることでも有名です。
サブカル系女子が好きなアニメ・漫画
アニメ「ちびまる子ちゃん」の作者、さくらももこさんの作品。
一見メルヘンでファンタジーな作品に見えますが、ブラックジョークが詰め込まれた大人向けのギャグ漫画。古い作品ですが、グッズ化もされていてサブカル系女子からも人気を集めています。
名作鬱漫画家として、サブカル系女子に絶大な人気を誇る浅野いにおさんの作品。
鳥の風貌をした主人公のプンプンの小学時代から社会に出たその後の人生までについて描かれていますが、絵の上手さからは想像できない重たさで何度も読み返したくなる漫画です。
サブカル系女子との上手な接し方3つのポイント
マニアックなものに興味を示すサブカル系女子は、周りから理解されないことも少なくありません。
そんなサブカル系女子と上手に接するには、次の3つのポイントを押さえると良いでしょう。
それぞれのポイントについて詳しくご紹介します。
相手の趣味に興味を持つ
好きなことにはとことん没頭し、突き詰めていくサブカル系女子。知識も豊富で、「自分だけがその良さを知っている」ことを誇りに思っています。
サブカル系女子と上手に接するには、その熱量に引いてしまうのではなく、興味を持つことがポイントです。
普段は物静かに見えても、好きなことの話題になるとせきを切ったように話し始めるでしょう。また、「興味を示してくれた」「自分を理解してくれる」とより身近に感じてくれるはず。



好きなものを否定しない
サブカル系女子の好きなものは、アニメや漫画、映画や音楽、写真など多岐に渡ります。
中でも、興味を持っているのは多数の人が知らないマイナーなもの。人気のあるものやメジャーなものにはあまり興味を示しません。そして、マイナーなものが好きということに誇りを持っています。
プライドも高いので、自分の好きな趣味を否定されると、相手に対して嫌悪感を抱くことも。最悪、口をきいてすらくれなくなるでしょう。
たとえその趣味が理解し難いことであっても、否定するのはNG。



個性を褒めてあげる
サブカル系女子と上手に接するには、個性を褒めてあげましょう。
人と違うことに誇りを持っているサブカル系女子。サブカルチャー好きな自分、人とは違う個性を持つ自分が好きで、一般的な社会や周囲と違うことに価値観を見出そうとしています。
そのため、自分を褒めてくれる相手に対しては心を開き、好意を抱きやすいもの。褒められると、「もっと褒めて欲しい」と承認欲求がさらに湧いてきます。
趣味が理解できなくても、個性的なファッションやメイクを褒められるだけでも、サブカル系女子は嬉しいはず。



実はサブカル系女子はモテる!4つの理由
独特の世界観をもつサブカル系女子は、実は男性からもモテます。
男性から魅力的に見えるのには、次の4つの理由があります。
それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。
個性的で一緒にいて楽しい
サブカル系女子は、個性的で独特な世界観を持っています。
そのため、一緒に過ごしていると想像もつかないような行動をしたり、自分の好きなことについて熱く語ったり、大人しそうな外見とは裏腹に色々な面を見せてくれます。



ギャップ萌えする
「普段サバサバしているのに、実はすごく女性らしい一面がある」というギャップに男性は弱いもの。
サブカル系女子は、外見や雰囲気が独特で個性的な事もあり、周りからは「女性らしくない」「さっぱりしている」と思われがちです。



ミステリアスな雰囲気がある
サブカル系女子は、独特な雰囲気や世界観を持っているため、男性から見るととてもミステリアスな雰囲気があります。
男性がイメージする「普通の女性像」とはかなり異なるサブカル系女子。「普段は何をしているんだろう?」「どんな事を考えているんだろう?」と謎な部分に男性の好奇心が掻き立てられます。



好きになったら一途
趣味に没頭するサブカル系女子は、恋愛に対しても「好きになったら一途」という一面があります。
人でも物でも、好きになったものにはとことん愛情を注ぐタイプ。自分だけを一途に思ってくれる姿に、深い愛情を感じる男性は少なくありません。
行動も真面目で信頼できるので、一緒にいて安心感も得られます。





お手本にしたい!サブカル系女性芸能人3選
きゃりーぱみゅぱみゅ
きゃりーぱみゅぱみゅさんは、日本だけでなく海外にもファンが多い大人気女性アーティストです。
昔から外国人が着るようなファッションが好きで、金髪のウィッグをかぶっていたことから友達に「キャリー」と呼ばれていたのが名前の由来とのこと。
まるで絵本の中から飛び出したような独特な世界観を持ち、日本のカルチャーを表現する「kawaii」を体現していることで、海外でも大人気。



中川翔子
「しょこたん」の愛称で広く知られている中川翔子さんは、様々な分野で活躍するマルチタレントです。
歌手・タレントとしてだけでなく、声優、イラストレーターなど様々な分野で才能を発揮。他にもアニメ、コスプレ、猫など幅広い趣味を持っていることでも有名です。
アイドルのような可愛らしい外見とは裏腹に、サブカル趣味への愛情はとにかく熱いもの。



二階堂ふみ
二階堂ふみさんは、高い演技力が評価されている実力派女優です。
どんな役柄もこなす演技派の二階堂ふみさんですが、実はサブカル要素を持っていることでも有名。
「好きな音楽はパンク音楽」「愛読書は太宰治などの純文学」「BL漫画が好き」など、独特な世界観を持っていることがうかがえます。
また、個性的なおしゃれにも定評があります。



サブカル系女子を理解して上手に接しよう
サブカル系女子についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
流行や人の意見に左右されず、独自の路線で生きているサブカル系女子。
周りには理解されないことも多いですが、自分の世界観を持ち、決して他の人に流されない魅力的な女性であることがわかります。
そんなサブカル系女子と上手に付き合うには、相手の趣味に興味を示し、決して個性を否定しないこと。「自分を理解してくれる」と感じれば、必ず心を開いてくれるはずです。


