「いつも私にだけ意地悪してくる」
「何もしてないのに避けられてる気がする」
「みんなといる時だけなぜか冷たい」
上記のように感じたことはありませんか?
このような時は、もしかしたら「好き避け」をされているかもしれません。

そこで今回は「好き避け」の心理や行動を解説しながら、好き避けをする異性と仲良くなるコツや付き合い方などをご紹介します。
この記事を読めば好き避けする心理や理由やアプローチ方法などが分かって、避けられている相手とも親しい関係になれます!
好き避けとは?
「好き避け」は「すきさけ」や「すきよけ」と読み、好意のある異性に対して、好きだからこそ避けてしまう恋愛心理や行動の事を言います。
相手を意識しすぎるあまり自然な対応ができなくなってしまって、気持ちとは裏腹の行動を取ってしまいます。
特に意識して好き避けしている場合は気持ちとは全く正反対の行動を取る事も多く、周りから「何かしたの?」と心配されるくらい嫌われているように見えたりもします。
「好き避け」は「ツンデレ」にも似ていますが、ツンデレのように必ず「デレ」があるとは限りません。



好き避けをしてしまう人の心理
一見嫌われているように感じても、相手の心理を知っておけば仲良くなるのは難しくありません。
そこで次は、なぜ好意とは裏腹の行動をしてしまうか、好き避けの心理を紐解いてみましょう。
【シャイ系】バレるのが恥ずかしい
好き避けをする理由で一番多いのが、気持ちが周りに知られる事が恥ずかしいという心理です。
特に年齢が若いと好意自体が照れくさかったりもして、恋愛感情があってもなんとなく隠してしまう事も多いです。
その結果、周りに知られないために避けるような行動を取りやすく、好き避けしてしまうのです。
他にも、周囲に自分のプライベートな部分を知られたくないという気持ちから好き避けする人もいます。



【恋愛ベタ系】接し方が分からない
次に多い理由が、好意をどう表していいか分からずに相手を遠ざけてしまうというものです。
恋愛経験が少なかったり奥手で愛情表現が上手くできない場合、相手を必要以上に意識してしまって接し方が分からなくなる事があります。



【ネガティブ系】自分に自信がない
自分に自信がない事が理由で好き避けをする場合もあります。
「自分では相手を幸せにできない」「好意を知られて嫌われたくない」などの気持ちから、好意を隠したり押し殺すために相手を遠ざけます。



【小悪魔系】もっと自分を見てほしい
男性に多いネガティブ系に対して、女性に多いのが小悪魔系のツンデレの好き避けです。
「もっと自分に興味を持ってもらいたい」「自分だけを見てほしい」などの理由から、普段はツンツンした態度を取ります。
攻撃的な態度を取れば相手が自分を意識してくれる事を知っていて、他の好き避けとは違って自分から嫌われるような態度を取る場合も多いです。
しかし、二人きりになると急に優しくなったりもして、ツンとデレを上手に使い分けて興味を引こうとしてきます。
好き避けの行動例
好き避けの心理が分かったところで、次は好き避けの具体的な例をご紹介します。
相手が以下のような行動を取っていたら、好き避けされている可能性が高いです。
すぐに目を反らす
好きな人が側にいたら、その人の事を見ているだけで幸せな気持ちになれたり、何をしているかやどんな事に興味があるのか知りたいので無意識に目で追ってしまったりしますよね。
目が合う事がきっかけで話すようになったりなどという場合もあり、目を合わせる事は男女のコミュニケーションの第一歩目でもあります。
しかし、好き避けをしている場合は自分の気持ちを隠したいので、目を合わせようとはしません。
もし目が合ってしまってもすぐに反らして、自分の気持ちを悟られないようにします。



冷たい態度を取る
シャイ系や小悪魔系の好き避けの行動で多いのが、冷たい態度です。
好意を知られないようにするためや相手の興味を引くために、わざと嫌いな印象を与えるような行動を取ります。
ちょっとした意地悪を何度もしてきたり、わざと他の異性と話して「あなたには興味がない」というアピールをしてくる場合もあります。



特徴的なメールが来る
好きな人からメールが届いたら、何よりも優先的に返事をしたくなりますよね。
しかしそれでは好意がバレてしまうので、好き避けをしている場合はわざと時間を空けて返信したりそっけない文面だったりする場合もあります。
また、好き避けとは異なりますが、本当に好きだからこそ考えすぎてメールの返事が書けずにいる場合もあります。
他にも、普段は冷たいのにメールの中だけはすごく優しいなどという場合もあり、普段とメールで対応や性格にギャップがあったりもします。
頼み事は文句を言いつつやってくれる
「ちょっと駅まで乗せていって」「来る時にジュースを買ってきて」などちょっとした頼み事をした時に、文句を言ってからやってくれる人も好き避けの可能性が高いです。
「面倒くさいなぁ」「何でそんな事しなきゃいけないんだ」など冷たい返答をしますが、色々言いつつも最終的にはしっかりとやってくれます。






近づこうとしない&逃げようとする
恋愛ベタの好き避けに多いのが、近づこうとしなかったり逃げようとする事です。
好意を持っている相手とは、もっと側にいたいと思ったり手を繋いだりハグしたいなどと思うのが自然です。
しかし恋愛ベタの好き避けでは、そういった状況になった時にどうしていいか分からないので、できるだけ距離をとったり逃げようとしたりします。
ただ、好意は持っているので完全に逃げたりはせず、距離を置いたり遠くに隠れるなどの場合が多いです。
対面して話さざるを得ない場合は、ドキドキ感が考えるキャパを上回って挙動不審になってしまう場合などもあります。
↓あるある動画もありましたのでぜひ視聴してみてください。
好き避けかどうかを見分けるポイント
次に、好き避けなのか嫌いで避けているだけなのかを見分けるポイントをご紹介します。
好き避けだと思ってアプローチして失敗してしまわないように、事前に以下のポイントをチェックしてみましょう。
【好き避けのチェックポイント】
- 話している時の様子
- 会話の展開
- 目が合う頻度
- メールの返信
- 頼み事への反応
それぞれ詳しく解説していきます。
1.話している時の様子をチェック!
好き避けの場合は、話している時に好意を隠そうとしてわざとそっけない態度をとったり、照れ隠しから物理的な距離を空けたりします。
しかし、本心は好きな人と話せて嬉しいと感じているので、ちょっと挙動不審になったり好意が見え隠れする場合が多いです。



2.会話の展開をチェック!
会話の展開も、好き避けと嫌いで避けているだけでは異なります。
好き避けでは、返事はそっけなくても、そこで会話が終わるような返事をする事は少ないです。
本心はもっと話したいと思っているので、一言でも「それで?」など会話が続く返事をする場合が多くなります。
ですので、避けられているのになぜか話すと楽しいと感じる場合は、好き避けの可能性が高いです。
嫌いで避けている場合は、あなたに関心がないので「へぇ」などそこで会話が終わる返答をしたり、自分から会話を終わらせようとしたりします。



3.目が合う頻度をチェック!
好き避けの行動例にもあげたように、好きな人の事は自然と目で追ってしまうものです。
そのため目が合う頻度も高く、例えそこですぐに目を反らしてしまっても、またすぐに目が合ったりする事も多いです。
反対に嫌いで避けている場合は、警戒心から一度は目が合う事はあってもその後目が合うという事はありません。
目が合った事でその場からいなくなるような行動を取る場合もあります。
また、目が合った時にすぐ反らすかどうかもチェックしてみましょう。



4.メールの返信をチェック!
もし好き避けの可能性がある相手とメールやLINEが出来る場合は、その内容もチェックポイントです。
好き避けの場合は、メールの内容が長文で返事が来るまでに時間がかかったり、反対に短文ですぐに返事が返ってきたりします。
逆に嫌いなだけの場合は、短文なのに返事が遅かったり無視して返事が返ってこなかったりします。
ただし、好き避けでも返答に悩んで遅くなってしまい、書く内容が決まらず短文になってしまう場合もあります。



5.頼み事への反応をチェック!
好き避けかどうか迷った時に頼み事をするというのも、見分けるのに有効な方法です。
行動例でも上げたように、好き避けの場合は文句を言いながらも最終的にはしっかりと頼み事をこなしてくれます。
時には頼んだ事以上の事をしてくれるなどの気づかいがあったりもして、発言と行動が合っていない場合も多いです。
一方嫌いなだけの場合は、頼み事をしても平気で断ったり、引き受けてくれても頼んだ内容以上の事をしてくれるような場合はまずありません。
好き避けする異性と仲良くなる方法
相手が好き避けしているか見分ける事が出来たら、次はアプローチです。
とは言っても避けられているので、普段のようにアプローチしても上手くはいきません。
好き避けをする異性と仲良くなりたい時は、以下の点を押さえてアプローチしてみましょう。
自分から積極的に話しかけよう
気になる相手が好き避けをしている場合はお互いが片思いしているような状況なので、自分からアプローチしなければ仲が深まる事はありません。
ですので、まずは自分から積極的に声をかけてアプローチしてみましょう。
声をかけても相手はそっけない態度だったりもしますが、好き避けしているだけなので滅入らず笑顔で接するように心がけましょう。
あなたが笑顔で接していれば、相手も安心して徐々に気持ちを表せるようになってきます。
また、コミュニケーションを取る時は周囲にバレないような工夫をしてあげる事も大切です。



会話や関係をリードしてあげよう
相手の恋愛経験が少なそうだったり恋愛ベタだと感じた場合は、自分から会話や関係をリードしてあげる事も大切です。
特に女性が男性にアプローチする時はコミュニケーションのリズムを男性に委ねがちですが、相手が好き避けしている場合は自分で関係を引っ張らないと恋は実りません。
待っていても相手からデートに誘ってくれたり電話やLINEをくれるような事は稀なので、自分から積極的に誘って関係をリードしていきましょう。



相手を褒めて自信をつけてあげよう
好き避けをする心理の奥には「嫌われたくない」という気持ちが隠れています。
これは好きだからこその気持ちで、自分に自信がない人ほど強く感じやすいです。
ですので、好き避けしている異性と仲良くなりたい時には、相手を褒める事もとても大切です。
好きな人に褒められると自分に自信が付くので、次第に避けるのを止めて素直に気持ちを伝えてくれるようになります。



褒める事で好意も伝わるので親しい関係になりやすいです。
強引に優しく接してみよう
二人でいる時などは優しいのに大人数でいると急に冷たくなるような場合は、ちょっと強引に優しく接してみましょう。
好き避けしている相手に親切に接しようとしても、「自分でやるからいい」などと冷たく返される事も多いです。
しかしそれは気持ちの裏返しの言動で、本心ではありません。
好きだからこそ親切を素直に受け止められなくなっているので、断られても押し切ってちょっと強引に優しく接する事で関係が進む場合もあります。
好き避けする異性との上手な付き合い方
好き避けする異性は愛情表現が苦手なので、付き合い方にも工夫が必要です。
良い関係を長く続けるためにも、以下のような工夫をして上手に付き合っていきましょう。
相手を信じる
好き避けする恋人は、なかなか「好き」や「愛してる」などの言葉をしてくれない場合が多いです。
なかなかそういった言葉を言ってもらえないと、気持ちが離れているかもと不安になりますよね。
しかしそれは愛情表現が苦手なだけなので、嫌いになったり浮気しているわけではありません。
疑う事で自信を失くして、更に気持ちを隠そうとしてしまう場合もあるので注意しましょう。
もしもっと愛情表現をしてほしい時は、相手に言わせようとするのではなく、自分から「好き」と伝え続ける事が大切です。



二人のルールを決める
付き合った時に二人のルールを決めておくというのも、好き避けの恋人と上手に付き合うコツです。
例えば「1日1回は電話で話す」「順番にデートの計画を立てる」など決めておくと、愛情表現が苦手な好き避けな恋人とも楽しくお付き合いできます。
他にも、カップルが普通にする事でも照れや自信のなさから出来ない場合も多いので、「デート中は手を繋ぐ」など些細な事も事前に相談して決めておくようにしましょう。
相手に安心感を与える
好き避けする人の中には、自分への自信のなさから強い束縛をしてくる場合もあります。
これも好きだからこその行為ですが、あまりに強い束縛は生活する上で支障が出る場合もありますし、気持ちがいいものではありませんよね。
強い束縛をしてくる恋人には、安心感を与えてあげる事が大切です。
好意を言葉で伝えたりスキンシップを多く取ったりして、たっぷり愛情をあげて安心感を与えましょう。
また、相手が不安になりそうな時は、「大丈夫だよ」と自分から連絡してあげる事も大切です。



好きだからこその「好き避け」
以上、「好き避け」の心理や行動から、好き避けをする相手と仲良くなるコツや付き合い方などをご紹介してきました。
照れや自信のなさから気持ちとは裏腹の行動を取ってしまう好き避けですが、これは好きだからこその行動です。
ただ、嫌いで避けている場合もあるので、アプローチする時は事前に相手をよく観察して、好き避けなのか嫌いで避けているのかをしっかり見極める事が大切です。
好き避けしている相手と親しくなりたい時は、自分から積極的にアプローチして関係を作っていったり相手を褒めて自信を持ってもらうようにしましょう。
避けるような行動を取っていてもあなたに好意を持っているので、上手にアプローチすれば親しくなれる事間違いなしです。
もし「気になる相手に避けられている」と感じたり「好き避けしている相手と付き合いたい」という時は、是非上記を参考にしてアプローチしてみて下さい。