チャットレディは女性におすすめの職業ですが、時には上記のように「チャットレディの仕事を辞めたい」と感じる事もありますよね。
しかし、いざ辞めようと思うと、簡単に辞められなかったり辞めようとして揉めてしまったりなどもゼロではありません。
チャットレディはいつでも辞められる
チャットレディを辞めたいと感じている方の中には、すぐに辞められなさそうなイメージがある人もいると思います。
チャットレディは、いつでも辞めたい時に辞める事ができます。
チャットレディは、高収入かつ自由度の高さが魅力の仕事です。
勤務地(在宅、通勤)を選べて、自分でいつどのくらい働くかを自由に決められるようになっています。
他の一般職のような引き継ぎもなく辞めたい時に辞められますし、復帰したくなったらいつでも再開して稼ぐ事も可能です。
ただし、事務所に所属している場合、辞めたいと思ってもなかなか辞めさせてもらえない場合もあります。
本来はいつ辞めてもいいはずなのに辞められないと、言い争いになったり無視して放置になってしまう事も多くなりがちです。
しかし、揉めたり無視したりすると、給料が支払われなかったり席が残り続けるなど、余計なトラブルが出てきてしまう場合も多いです。
そのため、チャットレディ事務所を辞めたい時は、一般職と同じく辞める意思を伝えてしっかり退職の手続きをしていく事が大切になります。
チャットレディを辞めたいと思った時にすべき事
チャットレディの仕事を辞めたいと感じた時は、「後悔しないための選択」をする事が非常に重要です。
辞めた後も生活はしていかなければいけませんし、他の仕事に転職した場合、経済状況が変わりすぎて生活できないという可能性も十分に考えられます。
そこで次は、チャットレディを辞めたいと思った時にすべき事や考えたい事を3つご紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
なぜ辞めたいか考えてみる
チャットレディを辞めたい理由には色々なものがありますが、まずは自分がなぜ辞めたいと感じているかを考えてみましょう。
理由がはっきり分かると、改善して継続できる場合もありますし、事務所側に辞めたい意思を伝えやすくなったりもします。
また、辞めたい理由が分かっていないと同じ失敗をしてしまう可能性も高くなります。
新たにスタートするために事務所を移籍しても、移籍先で同じ事で悩んでしまっては意味がありません。
ですので、なぜ自分はチャットレディを辞めたいのか事前に考えてみる事はとても大切です。
スタッフや同僚に相談してみる
なぜチャットレディを辞めたいか分かったら、次はスタッフや同僚に「○○な理由で辞めたいと思っている」と相談してみましょう。
優良の事務所であれば親身になって相談に乗ってくれますし、同僚と話すとチャットレディならではの意外な改善策が見つかる事も多いです。
また、辞めたい理由によっては条件や待遇を見直してくれる場合もあるので、言って損はありません。
次の仕事を探してみる
仮にチャットレディの仕事を辞めたとしても、その後も生活はしなければいけないので、次の仕事を探しておく事はとても大切です。
早めに見つけておけば経済的にも安心ですし、「いつでも辞められる」と思うと気持ちが楽になったりもします。
また、チャットレディ事務所の移籍を考えている場合、所属しているうちに探しておくと、他事務所との条件の比較もできます。
選択肢を増やすという意味でも、辞める前から次の仕事を探しておくのがおすすめです。
チャットレディを辞めたい理由は?
チャットレディを辞めたいと思う理由は人により様々ですが、理由によって辞め方や対策も違ってきます。
そこで次は、チャットレディを辞めたいと思う理由を2種類に分けて、それぞれ紹介していきます。
仕事内容が原因でチャットレディを辞めたい
まずは、「仕事内容が原因でチャットレディ自体を辞めたい」というパターンです。
チャットレディを始めてみたけど想像と違ったなど、仕事自体が嫌になって辞めたいと感じる人は少なくありません。
- 恋人や夫にバレた
- 職業を人に言えない
- 個人情報の流出が怖い
- 思ったよりも稼げない(向いていない)
- 待機時間がもったいない
- お客さんと上手くやっていけない
チャットレディの仕事は胸を張って公表しづらいので、パートナーや周囲への身バレが原因で辞めたいと感じる人はとても多いです。
また、金銭面で期待通り稼げなかったり、待機時間が長くて飽きてしまうといった理由で辞めたいと感じる人もいます。
他にも、接客業の中でも特殊な仕事なので、お客さんと上手くコミュニケーションが取れないという理由も、辞めたいと感じやすかったりします。
仕事条件が原因で事務所を辞めたい
続いて、「仕事条件が原因で今の事務所を辞めたい」というパターンを見ていきましょう。
事務所に入ってチャットレディで働いていたけど、他に好条件の事務所があって今の事務所を辞めたいと思う事もあります。
- 給料が安い
- アダルト対応していない(稼ぎづらい)
- 客層が合わない
- スタッフと相性が悪い
- 通勤で働きたい
仕事に慣れてきてもっと稼ぎたいと感じた時に、時給が上がらなかったりアダルト対応しておらず稼げなかったりすると、事務所を変えたいと思う場合が多いです。
また、事務所に入ってチャットレディをする場合、事務所が提携しているライブ配信サイトしか選ぶ事ができません。
そのため、選べるサイトが自分にあっていなかったり、スタッフとの相性などが原因で辞めたいと感じる場合もあります。
他にも、「在宅で働いているけど通勤で働きたい」「通勤だけど在宅対応している事務所が良い」などで移籍を考える人も多いです。
チャットレディを辞める時に多いトラブル
チャットレディ事務所は、できるだけ辞めてほしくないという思いから、色々な方法で引き止めようとします。
中には悪質な方法で引き止めようとする場合もあり、トラブルに発展しやすいので注意が必要です。
そこで次は、チャットレディを辞めたい時に多いトラブル事例をご紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
すぐに辞められない
「配信のペースを落としていいから続けてほしい。」
「急に辞められると困るから1ヶ月は続けて!」
このような感じで、色々と理由を付けて引き止められるケースはとても多いです。
たしかに初めてすぐに結果が出るとは限りませんが、「辞めたい」と何度も伝えても「頑張って」としか返ってこない事も少なくありません。
そして、「辞めたい時に辞めていいと聞いていたはずなのに」と、言い合いになってしまう事も多かったりします。
給料を支払ってくれない
「急に辞めるなら罰金がかかります。」
「ノルマ未達成だからペナルティ分引いておく。」
チャットレディは基本的にノルマはなく、いつでも好きな時に辞められます。
しかし、悪質な事務所だと、言いがかりをつけて給料を払わなかったりペナルティと言って減給しようとしてくる場合があります。
このようなケースは悪質な事務所なので多くはありませんが、自分ではどうする事もできず給料を受け取れず終わってしまう事も多いです。
アカウントを消してくれない
「アカウント消せないから続けてほしい。」
「一応データは残して非公開にしておく。」
事務所を辞める時に気をつけたいのが、アカウントを残したままにするという要求です。
これは主に移籍を防ぐための事務所の嫌がらせで、アカウントが残っていると移籍後にそのライブ配信サイトを使う事ができません。
アカウントが残った状態で移籍先の事務所で新しいアカウントを作ると、同一人物の二重登録となってしまって配信サイトから警告される事があります。
また、前事務所のホームページで自分の画像が宣伝目的で使われているなどの場合もあるので、画像や動画など全てのデータを削除してもらう事が大切です。
チャットレディを辞められない時の対処方法
次に、なかなかチャットレディの仕事を辞められない時の対処方法をご紹介します。
チャットレディを辞める場合と事務所を移籍する場合で若干対処方法が異なるので、状況に合わせてチェックしてみて下さい。
仕事が嫌でチャットレディを辞める場合
チャットレディの仕事を辞める場合の対処方法は主に以下の2つです。
- 無視する
- 労働基準監督署に相談する
働いた分の給料が支払われていて辞めさせてくれない場合、何を言われても無視して辞めてしまいましょう。
今後チャットレディを続けないのであれば、給料をしっかり貰えていればそのまま辞めてしまっても問題ありません。
働いた分の給料が未払いの場合は、必ず受け取ってから辞めるようにしましょう。
給料の支払いについては労働基準法で決められている義務なので、支払いを要求するのはおかしな事ではありません。
もし支払いを渋る場合は、労働基準監督署などの専門機関に相談してみましょう。
条件が嫌で事務所を移籍する場合
チャットレディの条件が嫌で事務所を移籍する場合の対処方法は主に以下の2つです。
- 移籍先の事務所に相談する
- 労働基準監督署に相談する
条件が合わずに事務所を移籍する場合、移籍先の事務所が前の事務所の上手な辞め方のアドバイスをくれる事があります。
時には間に入って辞める手続きのサポートをしてる場合もあるので、移籍先が決まっている場合は事務所スタッフに相談してみましょう。
また、給料の未払いなどの問題が残っている場合は、チャットレディを辞める場合と同様で労働基準監督署に相談するようにしましょう。
移籍先の事務所も相談には乗ってくれますが、事務所間のトラブルを避けるために具体的な行動はしてくれない場合が多いです。
チャットレディを辞めたい時に使えるコツ
チャットレディ事務所によっては、なかなか辞められなかったり辞める時に揉めてしまうという事もあります。
そこで次に、チャットレディが事務所を円満に退社するためのコツをご紹介します。
それぞれ詳しく解説していきます。
早めに辞めたい旨を伝える
「辞めたい」と意思表示する事で条件が良くなる場合もあります。
チャットレディも立派な仕事です。
事務所は女性が働くことで運営できているので、一人でも辞めるとなれば少なからず影響があります。
ですので、辞めたいと思ったらできるだけ早めにスタッフに伝えるようにしましょう。
場合によっては、時給やその他待遇などの条件が変わり、働きやすい環境に改善される事もあります。
徐々に活動を減らしていく
人気が高いほど影響は大きく、引き止められやすいです。
事務所の運営費はチャットレディの活動で賄われているので、稼ぎが高額なほど事務所への影響も大きいです。
稼ぎ頭は事務所側から引き止められやすく、辞めたいのに辞められないという事も多かったりします。
そのため、辞めたいと思ったら活動頻度を徐々に減らしていく事も円満退社のコツです。
頻度を減らしていくと、退社時にトラブルになりにくく次の仕事にも移りやすいです。
通勤の場合は在宅へシフトする
在宅に移行しておくと、選択肢が増えて次の仕事に移りやすくなります。
通勤のチャットレディの場合、直接退社の話し合いをするので、話に流されて仕方なく継続する事も多くなりがち。
自分の意思で続けるなら良いですが、言いくるめられ状況が変わらず続けていては同じ事の繰り返しになってしまいます。
そういった事もあり、通勤で働いている場合は在宅に移行してから辞めると、スムーズに辞められるケースが多いです。
在宅でチャットレディの環境が作れれば、選択肢が増えて次の仕事も探しやすくなります。
チャットレディ事務所を辞めたい時の注意点
チャットレディを引退する場合、注意点はそこまで多くはありません。
しかし、事務所を移籍したり働き方を変えて今後もチャットレディを継続していく場合は、色々な事に注意する必要があります。
そこで最後に、チャットレディ事務所を辞めたいと思った時に気をつけたい注意点をご紹介します。
それぞれ詳しく解説していきます。
各サイトの退会手続きをしてから辞める
必ず各サイトの退会手続きを行ってから辞めるようにしましょう。
事務所に所属してチャットレディで働く場合、ライブチャットのアカウントは事務所管理になります。
ですので、事務所を辞める時は、必ずアカウントを削除してから辞めるようにしましょう。
もし、アカウントを残して辞めてしまうと、その後、そのライブ配信サイトを利用できなかったり二重登録でアカウントが停止してしまう可能性があります。
前の事務所のアカウントは、移籍先の事務所やライブ配信サイト側で退会手続きをしたりはできないので、必ずアカウントを消してから辞めるようにしましょう。
辞める意思を伝えておく
事前に辞めたい意思を伝えて、余裕を持って辞めるようにしましょう。
何も言わずに急に辞めてしまうと、「他事務所が勝手に引き抜いたのでは」と思われて事務所間のトラブルになりやすいです。
余計なトラブルを避けるためにも、必ず事前に「辞めたい」と伝えてから辞めるようにしましょう。
他にも、辞めるのが急だったせいで給料が支払われなかったり減額されるなどという可能性もあります。
辞める月や週の給料の金額なども確認しながら、時間の余裕を持って辞める事が大切です。
移籍のお知らせメールを送る
お知らせメールを送っておくと、移籍後も最初から稼ぎやすくなります。
事務所が変わると、同じ配信サイトを使う場合でもアカウントが新しくなります。
プロフィールなども一新されるので、今まで通ってくれていたお客さんにはメールでアカウントが変わる事を知らせておきましょう。
以下でお知らせメールの例文を紹介するので、参考にしてみて下さい。
○○(自分の名前)です♪
次回から新しいアカウントで出演する事になりました!
○○さん(相手の名前)はたくさん来てくれてお話していて楽しかったんで、絶対お知らせしたいって思いました。
新しいアカウントは、○○という名前(IDなど)で、○月○日○時からログインしようと思ってます。
もし良かったら新しいアカウントの方にも来てくれると嬉しいです♪
チャットレディを辞めるのは難しくない!
チャットレディを辞めたいと思う理由は様々ですが、チャットレディの仕事は自由出勤なので、基本的にはいつでも自由に辞める事ができます。
ただ、事務所に所属している場合は、辞め方によってトラブルになったり揉める可能性も出てきます。
円満に辞めるためには、徐々に活動ペースを落としながら「辞めたい」と早めに伝える事が大切です。
また、通勤の場合は在宅にシフトしておくと、退社しやすいだけでなく次の仕事の選択肢も増えるのでおすすめです。
現在チャットレディで働いていて「辞めたい」と感じている方は、是非この記事を参考に継続や退社を検討してみて下さい。